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8月度のお知らせ
- 2018/08/01
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いつもお世話になっております。
蛍雪塾です。
今月は7日~13日までお休みをいただきます。
夏休み中の通常授業に関しては、9月以降に振替させていただきます。
あと、夏期講習の月謝をまだお納めいただいてない方は今週中にお納めいただくようにお願いいたします。
さて、時間がたっぷりある夏休みこそ、学校の宿題以外にも苦手分野の克服に力を入れたい!と考えているご家庭も多いでしょう。とはいえ、むやみにやらせても効果は出ません。
そこで今月は夏休みの家庭学習のコツをいくつかご紹介いたします。【新常識その1】
昔:苦手科目を優先してやらせる
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今:まずは得意科目から取り組ませる「苦手分野はスモールステップで進めます。簡単なものから始め、ほめて自信を付けさせ、ステップアップしていくようにしましょう」と坂本先生。例えば、算数で分数の計算が苦手だったら、まずは分数とは何かという基本的なことがわかる問題から取り組みます。
また、苦手分野ばかりでは、子どもも嫌になってしまうので、得意分野を組み合わせるのがおすすめ。「苦手分野の前に得意分野をやると、スムーズに苦手な問題へと移行できます」。例えば、社会が得意なら、15分ぐらい社会の学習をしてから、30分算数に取り組むようにします。
「まずは苦手な問題をやらせたい、難しい問題も解かせたいと親は考えますが、そこは少し我慢。抵抗感なく、やさしい問題から始められるかどうかが苦手分野克服のカギになります」。気持ち良く学習し、できたという経験をするのが大事で、子どもによっては基本問題だけで終わってもOK。
「その積み重ねが、やってみようという気持ちを育てるのです」
【新常識その2】
昔:一つのことをやり終えてから次に進む
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今:ちょこちょこやることを変えてよし子どもの集中力はなかなか続かないものです。とりわけ、苦手な教科の学習は嫌気がさしてしまうこともあるでしょう。「一問解いて疲れてしまうようであれば、その問題がその子にとってヘビーすぎることが考えられます。気持ち良くできるような、少しやさしい問題に変更するなど、様子を見て対応しましょう」
夏休み中に、親が近くにいてサポートできるなら、5分10分ごとに学習内容を替えていく方法も集中力を保つためには効果的。
「中華料理店でまるいテーブルを囲み、いろんな料理を回してとっていくような“円卓方式”で、何分かおきに内容を替え、1周ぐるっと回ったら終わり、のようにしてもいいでしょう」
【新常識その3】
昔:午前も午後は一定時間机に向かわせる
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今:4年生までの午後勉強は親子遊びでもOK!「夏休み中は1日が長いので、学習時間は午前、午後など、大きなくくりで分けて考えましょう」と坂本先生。午前中にある程度、学習時間を確保しておくのがベター。学校のある平日に1時間学習している子なら1時間半、30分の場合は1時間を目安に。
午前中に予定通り学習ができたら、疲れの出てくる午後はそれほど学習しなくてもいいと坂本先生は言います。夕方から夜にかけて学習するなら15分程度でかまいません。
「夜は座学でなく、将棋やかるたなど遊びを取り入れた学びを親子で楽しみましょう子どもがやりたそうであれば、読者やパズル感覚で取り組めるドリルもいいですね」
高学年であれば、午前中に1時間半やったら午後は夕方まで遊んで、夜は1時間程度の学習を目安に。
「集中してきちんと学習すれば、高学年でも1日2時間半で十分です」
【新常識その4】
昔:達成感の得やすい薄い問題集がいい
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今:見た目の薄さよりも解説の充実度に注目!「短期間で終わらせることができるので達成感が得やすい」と、薄い問題集を選ぶことが良いという意見があります。もちろん、それはひとつの基準ですが、坂本先生は、それよりも解説の詳しさを重視して欲しいと説明します。
「学習には、問題を解いて、マル付けをして、できなかったものがあったら解説を読んで、また後日復習するという型があります。この型を実践していくのに必要なのが解説です。解説が詳しければ、子どもが読む時にも、親がサポートする際にも大きな助けになります」
こうした学習の型を教えておくと、子どもの気分が乗っている時には「解説を読んでみるか」ということになったり、子ども自身の意識が変わるきっかけになったりするかもしれません。
「問題集やドリルを選ぶ時はぜひ親子で一緒に書店まで足を運びましょう。文字の見やすさやデザインなど子どもが気に入ったものにすると、続けやすくなります」
蛍雪塾
船木智之